秋田大学生おすすめ!湯沢のお店紹介
秋田大学地域連携ゼミの学生が、「より多くの方に来てほしい!」と思った湯沢市のお店を紹介します。地元の魅力を大学生目線で発信していくシリーズです!
慶(よろこび)

お店の歴史
1994年7月20日にオープンしたお店で、現在は柴田さんとその母で切り盛りしているそうです。もともと警視庁で働いていた柴田さんですが、「ありがとうと言われることが少なく、なかなか報われない」と感じて、地元に戻ってきたとのこと。その後、母に呼び戻される形でお店を始めたらしく、今ではお客様の「ありがとう」や「ごちそうさま」が何よりの励みになっていると話してくださいました。お店の魅力・看板メニュー
アットホームで家庭的な雰囲気が特徴だそうで、「だし巻きジャンボ卵焼き(830円)」が一番人気です。もとは通常サイズの作り置きでしたが、お客様の反応が良くなく一度メニューから消えてしまいました。その後、できたて&ジャンボサイズで再登場したところ、名物料理として定着したとのこと。「じゃがいもまんじゅう(710円)」も一度は失敗してしまいましたが、調理法を変えずに再登場し、今では人気メニューの一つになっているそうです。コロナ禍で開設したホームページの影響もあったのでは、と話してくださいました。
また、「若鶏の手造り唐揚げ(3個590円・5個900円)」は開店当初からの定番メニューで、味付けも変えていないそうです。
メニュー開発について
昔は他のお店で食べた料理から着想を得ることもあったそうですが、じっくり考えたものより思いつきで作ったもののほうが人気になることが多かったと語ってくださいました。現在は新メニューの開発はあまりしておらず、時代の流れに合わせることもせずに昔からの味を提供し続けています。最後に
秋田県外からお越しの方は、きりたんぽ鍋など秋田の料理も提供しているので、ぜひお食べください!店舗情報
住所: 湯沢市表町2-3-1営業時間: 17:30~24:00(まつり期間中も営業予定)
定休日: 不定休
ホームページ: https://www.yuzawa-yorokobi.com/
高市青果店




お店の歴史
高市青果店は、戦前から営業している歴史あるお店です。戦後になって、当時の店主だった高橋市太郎さんの名前をとって「高市青果店」と名付けられ、今もその名のまま営業を続けています。現在の店主の方は3代目で、市太郎さんは祖父にあたるそうです。かつては果物や野菜などを扱っていたが、15年ほど前に販売をやめたとお聞きしました。理由としては、売上の減少に加えて、商店街全体の衰退も影響しているとのことでした。それでも「高市青果店」という名前はすでに多くの人に親しまれていたため、店名は変えずに現在に至るといいます。
昔は店内で飲食する高校生たちでにぎわっていたそうですが、現在では7~8割がテイクアウト。部活動帰りの学生などが時々立ち寄るくらいになっていると話してくださいました。
メニューについて
夏はかき氷やソフトクリーム、冬は焼き物や揚げ物がメインだそうです。かつて冬限定だった「オランダ焼(120円)」は、2011年の全国版テレビ番組で大評判になり通年メニューに昇格。夏は午後3時で製造を終え、売り切れ次第終了にしているそうです。
「かき氷(250円~)」は市販シロップに自家製をブレンドし、昔ながらの味を守り続けています。冬は「オランダ焼」よりも「さつま天」のほうが人気で、地元客はさつま天を県外客にはオランダ焼をよく買っていくと教えてくださいました。
店舗情報
住所:湯沢市表町1-1-28営業時間:9:00~17:00(まつり期間中は21:00まで延長して営業)
定休日:元旦
ホームページ:https://www.takaichiseikaten.com/
佐藤礼法きもの教室

教室で行っていること
教室では、着物の着方を一から丁寧に指導しており、生徒が自分で着物を着られるようになることを目指しています。初心者の方でも安心して学べるよう、一人ひとりのレベルや目標に合わせて進めているのが特徴です。また、礼儀作法やビジネスマナーの指導も行っており、あいさつ・名刺の扱い・言葉遣い・電話対応・文書作成・接遇・訪問のマナーなどを、実践を通して学ぶことができます。着物の知識だけでなく、日常や仕事の場面でも役立つ学びが得られます。
教室での学びに加えて、ご依頼があれば出張での着付けや、オンラインでのお稽古にも対応しており、より多くの方に柔軟な学びの場を提供しています。
大切にしていること
この教室では、「その人に合った技術を、その人のペースで丁寧に教えること」を大切にしているそうです。指導において最も重視しているのは、「その人がどのように学びたいか」という点であり、その思いや目的に寄り添った教え方を心がけているのこと。そのため、教室ごとに指導の進め方や雰囲気が異なっており、生徒にとって最適な学びのスタイルが選ばれています。教室の雰囲気を一言で表すとすれば、「楽しく学ぶ」。
「何事も楽しくなければ学べない」という考えのもと、和やかで笑顔の絶えない空間づくりを意識しているそです。学びが堅苦しくならないよう、生徒それぞれのペースを尊重しながら、前向きに取り組めるような工夫がなされてます。
さらに、着付けの際には「毎回100%の仕上がりを目指すこと」を特に大切にしているとのこと。着付けをする側にとっては日常の一場面であっても、着付けされるお客様にとってはたった一度の大切な日であることを忘れず、毎回真剣に向き合っているそうです。
お問い合わせ
電話番号:090-2021-7672メールアドレス:tomokosato5111@gmail.com
Instagram:murataketomoko
HP:http://www.yutopia.or.jp/~hermit/sub0.htm
キッチンsawasawa






お店の情報
キッチンsawasawaは、2014年の10月17日から営業しているお店です。店主である伊藤さんは、お店をだしたいという気持ちから、湯沢で何店か候補を探し、現在のお店の場所に決められたそうです。お店は、湯沢駅から徒歩15分ほどの場所にあり、洋風レトロな外観と店名である「キッチンsawasawa」という看板から見つけることができます!近くには、高校やサンロード商店街なども立ち並び、多くの常連客が足を運ぶ食事処です。お店の雰囲気・メニュー
外観もさることながら、店内は落ち着いた雰囲気の漂う空間が広がっています。そして、ステンドグラスと大きな窓によって、温かみのある空間で食事をすることができます。席は、カウンター席、テーブル席で構成され、1人でも、団体でも気兼ねなく訪れることができます。メニュー表をみると、地元の食材を使った、多くの料理が並び、通常のメニューに加え、日替わりランチやセットメニュー、ドリンクなど豊富なメニューが取り揃えられています。店主の伊藤さんのおすすめはハンバーグであり、数多いメニューの中から、ぜひ選んで食べてみてください!
最後に
七夕絵どうろう祭りの期間中は、一部メニューを減らし、夏期間限定のメニューであるオクラを星に見立てたカレーの販売を行うそう。この機会にしか食べられないカレーを是非味わってみてください!店舗情報
住所:秋田県湯沢市大町2丁目1の19営業時間:ランチタイム(11:00~14:00)
ディナータイム(17:00~21:00)
定休日:火曜日
ホームページ: http://kitchensawasawa.com/
湯沢ロイヤルホテル
ホテルの情報
湯沢ロイヤルホテルは1974年から営業している歴史あるホテルです。主な事業はビジネスホテルですが、この他にもウェディング、宴会、レストラン、はーとライフなど、多様な事業を行っています。湯沢ロイヤルホテルでは、「生まれてから亡くなるまで」の精神と地域に根差したホテルを目指して活動されているそうで、地域住民の人生のあらゆる節目に寄り添う場を提供しています。ウェディング事業では、ホテルにとどまらず、歴史的建造物など、伝統的な場所での記念撮影も行っており、地域の魅力を活かした特別な結婚式を演出しているそうです。お食事処
ホテル1階のレストラン「フローラ」では、宿泊者はもちろん地元の方々も訪れ、にぎわいを見せています。レストランでは、多彩な料理を楽しむことができ、和洋折衷の幅広いメニューが揃っています。中でもおすすめは、湯沢名物・稲庭うどんを取り入れた「稲庭折衷御膳」だそうです。四季折々の食材を使った期間限定のデザートや、創業当時から人気を誇る「ロイヤルパフェ」などもおすすめだそうです!七夕イベント
今年は8月6日(水)17:00~20:00に、「七夕ディナーバイキング」をレストランフローラで開催予定。価格は大人2300円、小学生1500円、幼児1000円、3歳以下は無料となっています。絵どうろうまつりに参加する方はもちろん、そうでない方も是非足を運んでみてください!ホテル・レストラン情報
住所: 〒012-0844 秋田県湯沢市田町2-2-38営業時間:レストランフローラ
(7:00~20:00)
ディナー(17:00~20:00)
七夕ディナーバイキング
(17:00~20:00)
ホームページ: https://yuzawa-royal.co.jp/
佐藤養助 湯沢店






お店・稲庭うどんの歴史
佐藤養助商店は1860年創業で、今年で165周年を迎える老舗の稲庭うどん店です。宗家稲庭吉左ェ門より製法を伝授され、明治20年(1887年)には宮内省より御買上を頂いております。創業以来、一子相伝、門外不出の伝統製法を守り続けてきました。しかしながら一子相伝の場合、製造量に限りがあるためなかなか流通できません。そこで1972年、七代目佐藤養助が一子相伝の技術の公開にふみきり地場産業へと発展させました。これによって製造量が増え、全国へ流通することで知名度が高くなり、湯沢は稲庭うどんの一大産地となったのです。1986年に全国初の稲庭うどん専門店として佐藤養助本店(1号店)がオープンし、その後秋田・横手へと直営店舗が展開されていきました。七夕絵どうろうまつり会場に近い湯沢店は1997年にオープンし、今年で28年を迎えます。現在では県内に8店舗、首都圏(東京)に3店舗を展開し、より多くのお客様に稲庭うどんの良さを伝えています。
おすすめメニュー
「二味天せいろ(1,850円)」は人気No.1のメニューです!つけ汁はめんつゆとゴマだれの2種類で飽きることなく食べられます。めんつゆは、カツオ・昆布・しいたけ・煮干しなどの出汁を朝一番にとり、2~3ヶ月寝かせたかえしと合わせます。長年研究・改良を重ねてきた、伝統の味です。めんつゆはだしが効いていて深みのある味わいでした。ごまだれはあっさりながらもゴマの風味が引き立って食べやすく、やみつきになりました!天ぷらは種類が豊富でサクサクとした食感がポイント!天つゆで食べるも良し、塩で食べるも良し、そのまま食べて素材の味を楽しむも良し!うどんと天ぷらを交互にぜひ楽しんでください。夏のおすすめは「梅おぼろうどん(冷がけ)(1,100円)」です!かつお風味のだしが梅と合い、さっぱりした味わいです。暑さで食欲があまりないときでもぺろりと食べられます。つゆはキンキンに冷えていて、食べ終わるまで「涼」を感じることができました。だし・梅・おぼろ昆布の相性が良く、和風な味わいを楽しむことができます。麺の量もあるので、1食食べるだけで十分お腹いっぱいになります。ぜひ、梅おぼろうどんで湯沢の暑い夏を乗り切りましょう!
店舗情報
住所:湯沢市大町1-2-26 鈴木ビル営業時間:11:00~14:30, 17:00~21:00(L.O.20:30)
※通常は 昼:佐藤養助 夜:焼肉ダイニング 幸之助 として営業していますが、
まつり期間中は昼・夜ともに稲庭うどんメニューのみの提供となります
定休日:水曜日(6(水)は上記の時間で営業)
電話番号:0183-72-5720
ホームページ:https://www.sato-yoske.co.jp/shop/yuzawa/